公開日：2024/02/16

自分が大嫌いだった私が溺愛される私になるまでの話

ヒーラー画家の伊敷トゥートです。

自分の事が大嫌いで、自分にも相手にも大事にされなかった私が

自分からも相手からもじゃぶじゃぶ溺愛されるようになった経緯（体験）をシェアしていきます。

私は「可愛い」じゃない方の人間

幼少期の私はもれなく自分の事を可愛いと思っていたし、なんならお姫様だと思っていました。

だけど大きくなるにつれて、容姿に対するネガティブな言葉に傷ついていき

私は「可愛い」じゃない方の人間なのだと自覚するようになりました。

今思うと、容姿に関して周りからかけてもらった言葉は全てがネガティブだったわけではなくて

褒めてもらえた事もあったのだと思います。

だけど、私が受け取って（覚えて）いたのはネガティブな言葉ばかりでした。

それは私が元々、ネガティブと繊細の度合いが高いスーパーセンシティブヒューマン（?!）な気質を持っているのも大きいし

両親の言葉がけがネガティブな事が多かった事も拍車をかけていたのだと思います。

昭和特有の感性なのか、昔は親が子どもを蔑む発言が多かったように思います。

「うちの子はほんっとうにどうしようもなくて」

「ダメなとこばかりよ」

みたいな。

今思うと、その言葉の中には不満だけじゃなくて愛情もあって

本当は愛しい所もいっぱいあるけれど、自慢するのは小っ恥ずかしいし、相手から良いと思われないから悪口しか言わない、みたいな。

だけどそれを聞いてる子ども（私）は真に受けるわけで

どんどん自尊心が削られていきました。

両親から容姿の事を悪気もなく貶されるのがとても悲しかった。

デリカシーが無さすぎるのか、自分の子どもだから何を言っても良いと思っていたのか

わかりませんが、、、

だけど今では「あんたは昔から可愛いじゃない」と言ってくるのを聞いていると

当時も今みたいにそう思っていたけど（保育園の時の先生との交換日記には私の事可愛いってめちゃ書いてあった😇）、愛情表現の仕方が間違っていたのかなと分析しています。

好きすぎて本人には意地悪しちゃうみたいな？😇

だけどそれって、まじで百害あって一利なしなので

自身の経験から、親の言葉を反面教師にして息子にはじゃぶじゃぶと褒め褒めの褒めを意識して

言葉がけをしています。

だっていくら思っていても、言葉で言わなくちゃ相手には「無い」と同じなのだから。

実はこうやって反面教師に出来る事を今では感謝しています。

私自身も好きな子に意地悪しちゃう気質があると思うので、自分が傷ついた事で

相手を傷つけないあり方を意識できるようになった事に感謝しています。

私以外の誰かになろうとしていた

私は自分の生まれ持っての持ち物(個性や容姿、性格の全て)がダメなものだと思っていました。

ダメっていうのは、私の持ち物（人と違う事）は全部悪いもので恥ずかしいものだから

そんな私は誰からも愛されない。

だから私は、変わらなくちゃ。性格も顔もどうにかしなくちゃ。

そう思っていました。

そんな私は、私が大嫌いでした。

だから自分に対して、クズだと思っていたし酷い扱いばかりしていました。

常に思っていたのは、もっと頑張らなくちゃ。

それと比例して、相手の気持ちに寄り添う事、相手を大事にする事は得意でした。

ヤングケアラーという事もあり、幼少期から障害を持っている姉の介助をしていたから

誰かの為に生きるという事は、自分を大切にする事より馴染みのある生き方でした。

そんな私が付き合う相手は

当時の私の好きなタイプは、面白くて才能を感じる人。

クリエイティブな才能を感じるアーティスト気質の人が好きでした。

クリエイティブなアーティスト気質の人、、、、その中でも色々なタイプがあると思いますが

私が好きになる人は、社会性がなくて私がサポートしなければいけないような人ばかりでした。

一緒に過ごす時間は刺激的で面白くて、色々な概念を壊してくれ新しい世界を見せてくれたけど

日常生活、人間関係のトラブルが多い。

彼の力になりたい、、、

私がいなくちゃダメだ、、、

私は彼が起こしたトラブルの尻拭いを率先してやっていました。

😇

当時の私は相手を幸せにしたいという思いはあっても

自分を幸せにしたいという概念が希薄だったように思います😇
（私、目を覚ましてくれ😇）

そんな私は２０代後半、１０歳年上のバツイチクリエイターと

子どもを授かった事をきっかけに結婚する事になります。

私が他者を受容することに特化した凹（ボコ）だとしたら

私と真反対の己を貫き通すに特化した凸（デコ）の人と。

（本当パートナーシップって鏡すぎる😂）

「結婚」という幸せなイメージで

唯一手にしたのは子どもを授かることだけでした。

（人生の宝物（師匠）と出会えて感謝）

指輪も結婚式も新婚旅行も何もなかったけれど

モラハラ、姑問題、離婚調停・裁判、金銭問題、闘病

負の経験はオンパレードで、危うく全てをコンプリートしてしまいそうでした。
（残るは男女問題だけかな😇あっぶねぇ）

そんなこんなで、寒さの中家を追い出された事によるストレスと体調不良から

私は帯状疱疹が原因の顔面麻痺

ハント症候群を発症して入院してしまうわけです。

このままでは一生幸せになれない

重度の顔面麻痺になってしまった私は、自分の顔に絶望しました。

目を閉じようとすると、白目になるし

口角も動かない。左右差の激しい顔はこわばって表情を作ることもできない。

長年自分の容姿がコンプレックスだったけれど、麻痺をした顔を見た時

今までの顔がどんなに良かったか、健常なことはいかに幸せだったことかを思い知らされました。

そして、こんな状況でも私は離婚するつもりはありませんでした。

私の中で、１度結婚したら子どもの為に添い遂げなければいけないという概念が浸透していました。

（他者に対しては思わないのに、自分の事は古い概念でがんじがらめ）

だけど、事件が起きるわけです。

退院直後、実家で休養している私の元に息子を見ていた旦那と義母が押しかけてきて

「病気になったのは自分が悪い」のだから自分の子どもは自分で育てろと息子を連れてきました。

この時、初めて私は

このままじゃ私、一生幸せになれない

と鈍器で殴られたような衝撃を受けました。

私は初めて、自分を幸せにしたいと思いました。

そして自分の為に離婚を決意する事にしました。

離婚できるまで２年以上かかって、、本当に沢山、、、辛いことが沢山あって、、、

生きることをやめようと思った事もありました。

だけど人生の厄年と感じる数年間は私自身の生き方を１８０度変える為の数年間でもありました。

許すことから始まった

心身ともにボロボロの私がまずしたことは

自分を許す事

昔から、普通になれない自分は弱くでダメで価値がない存在だと思っていたけれど

過去１どうしようもなく、ダメダメな状況でした。

後遺症で疲れやすく、すぐに体調不良になるしメンタルもボロボロ

できない事が増えていくばかりで、情けなくて不甲斐なかったけれど

私はそんな私を初めて「それでいい」と許し始めました。

今までは自分の全てを否定してきたけれど

誰かの為に尽くして生きてきたけれど

私はそのやり方ではちっとも幸せになれなかった。

極限の状況まで行って、私はようやく自分を大事にしようと思いました。

生き方を本気で変えようと思いました。

「全部いいよ」

「どんな私も私は大好きだよ」

こう思えるまでも、小さな段階が沢山あって

向き合っては育んで

日々の自分のあり方が、生き方を大きく変えてくれました。

甘々の甘で

今では自分の事をクズだと思わなくなりました。

自分大大大好き！！！！かって聞かれると胸を張れないところもあるけれど

否定しなくなった事、自分に思いっきり寄り添ってあげる事で、現実（見える世界）がどんどん変化していきました。

自分に自信がなく恋愛に消極的だった私ですが、何かが吹っ切れたようで

離婚後の方が恋愛を楽しめるようになりました。

自己肯定感と共に、お付き合いする人も変化していきました。

離婚後に付き合った人の中には浮気をしていた人もいたけれど

その頃の私は（めちゃくちゃ傷ついたけど）自分の事も相手の事も大事にしていた自分が誇らしかったと思い

より自分の事が好きになりました。

自分の事が大嫌いだった私が私を好きと思える。

浮気をされても自分の価値は下がらない。

寧ろ自分への信頼が爆上がり。

思考の変化に１番驚いているのは自分自身かもしれません。

私の思考（在り方）が引き寄せる

恋愛やパートナーシップは自分の内面をより顕著に投影します。

自分を大事にしなかった私は、他者からも大事にされなかった。

自分に酷い扱いをしているから、他者から酷い扱いをされても許していました。

だけど、自分を大事に愛する事を始めたら、他者からもじゃぶじゃぶと愛されるようになりました。
私を大事にしない人には魅力を感じなくなったし、出会う人も変化していきました。

自分を愛する中で、性エネルギー（男性性・女性性）について学んだ事も大きな気づきと変化につながりました。

性エネルギーについても今後記事を書いていきますね＾＾